写真は自民党主催の総裁候補3人による討論会で、質問に答える安倍氏(2006年7月28日)。約2000人の自民党支持者の前で候補らが政策を討論した。(c)AFP PHOTO/Toru YAMANAKA
【東京 23日 AFP】次期首相候補の筆頭とみられている安倍晋三官房長官は、9月の自民党総裁選挙で、70%の得票率で勝利する可能性があるとの調査結果が23日、発表された。
東京新聞の調査によると、小泉純一郎首相の後継者を選出するため、9月20日に実施される自民党総裁選挙に関し、自民党議員403人に対する調査、および自民党支持者500人によるインターネット投票を行った。
自民党議員に対する調査では、調査対象の70%以上にあたる290人が、51歳の保守派である安倍氏に投票すると回答した。自民党支持者のインターネット投票でも同様の結果が出た。
主要な対立候補となる谷垣禎一財務相と麻生太郎外相はそれぞれ約5%で、立候補に最低限必要な支持者数である20議員の支持しか獲得できなかった。
安倍氏は22日、横浜市内で開かれた自民党の「再チャレンジ支援議員連盟」での演説で、「21世紀にふさわしい新しい日本の創造に向け、私たちの手で新しい憲法を作っていく気持ちを持たなければならない」と発言し、第2次大戦後に施行された平和憲法の改憲を提唱した。
また同日の自民党北関東・南関東合同ブロック大会では、「日米の政務レベルで対話を行うために米国家安全保障会議(NSC)のような組織をつくらなければならない」と述べ、日本の政治的主導を再編して官邸主導を強め、米国型の外交・安全保障政策の決定・調整機構を構築することを訴えた。
写真は自民党主催の総裁候補3人による討論会で、質問に答える安倍氏(2006年7月28日)。約2000人の自民党支持者の前で候補らが政策を討論した。(c)AFP PHOTO/Toru YAMANAKA