【北京/中国 15日 AFP】日本の終戦記念日にあたる15日に小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したことに対し、中国政府は同日、強い抗議の意を示した。
新華社通信(Xinhua)によると、中国外務省は「国際社会および近隣アジア諸国や日本国民の憂慮や反対を無視して、小泉首相が靖国を参拝したことは、国際正義への挑戦であり人類の良心を踏みにじる行為だ」と非難。 また「度重なる首相の靖国参拝は、中国人民の感情を傷つけた上、日本の印象や国益をも損なう結果となっている」と述べた。
靖国神社には、約250万人の戦没者が祀られており、この中には第2次世界大戦におけるA級戦犯14人が含まれていることから、中国および韓国は同神社を日本の軍国主義の象徴と捉えており、同神社の参拝を理由に小泉首相との首脳会談を拒否している。第2次世界大戦における日中戦争での中国側の死者は2千万人と言われる。
写真は、宮司に伴われ参拝する小泉首相。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI