
【東京 15日 AFP】9月に退陣を控えた小泉純一郎首相は終戦記念日の15日、近隣アジア諸国の強い反発があったにもかかわらず、東京・九段北の靖国神社を参拝した。
雨の中、首相は公用車で到着。神官らとともに、モーニング姿で本殿に上がり、殿内で約10分間を過ごすと、「内閣総理大臣小泉純一郎」と記載された名札を付した白菊を献花し、神社を後にした。
首相が神社に到着すると、軍服姿の右翼関係者数十人を含む首相の靖国参拝を支持する数千人が国旗を振り、歓迎の意を示した。出発の際も「小泉首相、ありがとう」などと声をかけた。この間、警官数百人およびヘリコプター15機が、首相の警備を行った。
首相は2001年の就任の際、8月15日の靖国参拝を公約に掲げた。靖国参拝は毎年1回行ってきたが、これまでは中韓両国に配慮し、8月15日の参拝を避けていた。前回2005年10月の参拝では本殿には上がらなかった。2004年の元旦には羽織袴姿で参拝し、戦没者への敬意を表した。
靖国神社には戦没者250万人および、真珠湾攻撃を命じた東条英機元首相ら第2次世界大戦のA級戦犯14人が合祀されている。このため中国と韓国は、同神社を日本の軍国主義の象徴と捉えている。
写真は15日、靖国神社参拝のため本殿に向かう小泉首相。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI
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