【12月23日 Relaxnews】レバノンのショコラティエが赤、緑、銀、金の箔紙に包んだ12万個ものボンボンを使って、等身大のキリスト降誕人形を作り上げた。

 ベイルート(Beirut)北部の人気ショッピングモールに展示されている降誕シーンは、70平方メートルに及ぶ大作。チョコレートメーカー「シャンティリー・ショコラティエ(Chantilly Chocolatier)」のショコラティエ37人が、720時間かけて制作した。

 赤ちゃんのイエス様は金色のボンボンで作られた毛布に包まれ、それを見守る聖母マリアは緑、赤、金色のボンボンでかたどられたローブに身を包んでまばゆく輝いている。

 キリスト降誕人形が食べ物で作られたのは初めてではない。スペイン・コルドバ(Cordoba)の製菓メーカー「Galleros Artesanos」はここ数年、同国最大の降誕シーンをチョコレートで制作し近郊のルテ(Rute)に展示しており、毎年数千人が見物に訪れている。(c)Relaxnews/AFPBB News