【11月28日 AFP】バチカンは26日、ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)が2005年の法王就任後に自著の印税などで上げた収益は約500万ユーロ(約5億6000万円)だったと発表した。

 約240万ユーロ(約2億7000万円)がことし設立された法王の名前を冠した財団を通じてベネディクト16世自身の神学思想の研究に使われ、残りはチャリティーに充てられる。

 23日に発売されたベネディクト16世のインタビューをまとめた書籍『Light of the World: The Pope, the Church and the Signs of the Times(世界の光:ローマ法王と教会、そして時代のしるし)』は好調な売れ行きをみせている。(c)AFP