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ローマ法王、神を無視した現代社会に警告

  • 2008年10月06日 17:32 発信地:ローマ/イタリア
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バチカンのサンピエトロ大聖堂(St.Peter's Basilica)で、カトリック司教会議の開会ミサを行うローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、2008年10月5日撮影)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON

【10月6日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は5日、バチカンのサンピエトロ大聖堂(St.Peter's Basilica)でカトリック司教会議の開催を祝うミサを行い、神を信じない現代文化を厳しく批判した。

 世界各地から集まった250人以上の司教たちを前に行った説教で、ローマ法王は欧州においてキリスト教が絶滅の危機にある可能性を指摘。「かつては厚い信仰の下にあった国家も、ある種の現代文化が与える有害で破壊的な影響のせいで、神の使命を見失っている」と述べた。

 また、「『神は死んだ』と公言し、自分自身を世界や運命の絶対的支配者だと信じ込んでいる人間がいる。そうした人間のもとで、自由で公正で平和な統治が達成されるだろうか。ニュース報道が毎日伝えているように、それは難しいことだ」などとも語った。

 一方で、「ある地域で信仰が弱体化したとしても、その一方で、信仰心に目覚める人びとも必ず現れる。邪悪や死が勝利することは絶対にないのだ」との希望も示した。

 司教会議では、3週間かけてキリスト教の原理や他宗教との関係などを協議する。253人の司教の出身地域内訳は、アフリカ51人、米国大陸62人、アジア41人、欧州90人、太平洋地域9人。

 今回の司教会議には、史上初めてギリシャ正教の主教や、プロテスタント、英国国教会の司教らがオブザーバーとして参加する。また、ユダヤ教からも初めて宗教主導者が参加し、6日には聖書をテーマに演説する。(c)AFP
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