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新興宗教サイエントロジー教会、フランスで詐欺訴訟

  • 2008年09月09日 19:51 発信地:パリ/フランス
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フランス・パリ17区にある米新興宗教団体サイエントロジー教会(Church of Scientology)の事務所前(2008年2月撮影)。(c)AFP/PIERRE VERDY

【9月9日 AFP】米国に拠点を置く新興宗教団体サイエントロジー教会(Church of Scientology)が、詐欺容疑により、フランスで起訴された。また同教会の信者7人も、違法な薬物処方を行った疑いで訴えられている。

 フランスで元信者の女性1人が、 同教会のプログラムの受講料やテキスト代、薬代、人間の精神状態を計測できると教会が宣伝している「エレクトロメーター」代として、計2万ユーロ(約300万円)を支払ったとの証言から、起訴につながった。この女性は1998年にパリ市内の路上でサイエントロジー教会の勧誘を受けた後に、これを支払ったとされる。

 この件のほかにも、別の原告による訴え、およびフランスの薬剤師協会による訴えがパリの裁判所で審理される。公判日程はまだ明らかになっていない。

 サイエントロジー教会は1954年、米国でSF作家の故L・ロン・ハバード(L. Ron Hubbard)氏が創設。米国ではその後、宗教団体として認定されており、トム・クルーズ(Tom Cruise)などハリウッド・スターも入信している。信者には金銭的貢献が求められ、それにより教会内の階級が上がる仕組みになっている。

 しかし、欧州各国では、信者の財産を搾取しているとして起訴される例が多く、これまでフランスをはじめベルギー、ドイツ、ギリシャなどで訴えられてきた。 (c)AFP/Lachlan Carmichael
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