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オーストラリア・シドニー(Sydney)のランドウィック(Randwick)競馬場で、カトリック教会の祭典「世界青年の日(World Youth Day、WYD)」を締めくくる野外ミサに臨むローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI、2008年7月20日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD
【7月21日 AFP】(写真追加)ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)は20日、オーストラリア・シドニー(Sydney)で、カトリック教会の祭典「世界青年の日(World Youth Day、WYD)」の締めくくりとして40万人(主催者側発表)が参加する野外ミサを行った。法王はミサの中で、若者らに対し、現代世界に広がる「精神の砂漠化」を食い止めるよう訴えた。
法王は、若い信者の力はカトリック教会を活気づけると述べるとともに、若者らに対し、精神の不毛が広がっている世界に立ち向かう「愛の使者」になることを求めた。
法王は「われわれの住む多くの社会で、物質的繁栄が進む一方で、内面的な空虚さや言いようのない不安、忍び寄る絶望感など、精神の砂漠化が拡大している」と指摘した上で、「世界は再生することが必要だ」と述べた。
オーストラリア訪問中、消費主義や強欲さを強く非難してきた法王は、最後のミサでも信者に対し「魂を鈍らせ人との関係を毒する、浅薄さや無関心、自己陶酔」に陥らないように注意を促した。
法王はこの野外ミサの前日、オーストラリア国内で起きたカトリック聖職者による性的虐待事件について、謝罪を行っている。(c)AFP/Marc Lavine
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