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クリスマス迎え世界各地で平和の祈り

  • 2007年12月25日 21:45 発信地:ベツレヘム/パレスチナ自治区
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2007年12月25日未明、パレスチナ自治区のベツレヘム(Bethlehem)の生誕教会(Church of the Nativity)でミサに参列するキリスト教信者。(c)AFP/MARIANA VASCONCELLOS

【12月25日 AFP】(写真追加)クリスマスを迎えた25日、世界各国のクリスチャンがキリストの生誕を祝った。パレスチナのカトリック教会指導者は中東の平和を祈り、ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は利己主義を戒める説教を行っている。

 イラクは自爆テロと宗派間抗争の恐怖の中でクリスマスを迎え、パレスチナではイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の支配下にあるガザ地区(Gaza Strip)のキリスト教信者数百人が、特別許可証を握りしめ、厳重な警備が敷かれた検問所を抜けてイスラエルに向かった。

 キリスト生誕の地であるヨルダン川西岸(West Bank)のベツレヘム(Bethlehem)では、生誕教会(Church of the Nativity)でミッシェル・サバー(Michel Sabbah)ラテン総大司教が25日未明、アラビア語でミサを行った。

 総大司教は世界中から集まった数千人の信者を前に「神の地である当地が、ある者にとっては命の地であり、別の者にとっては死、排斥、占領、政治的牢獄の地であってはならない」と説教し、「歴史の主たる神の名においてここに集まった者すべてが、この地に命、尊厳、平穏を見いだすことができなければならない」と語りかけた。

 サバー司教は前週、中東和平はイスラエルにかかっていると述べており、25日のミサでは間接的な表現でこのメッセージを繰り返した。

「弱者が服従し、搾取される生活が続くことがあってはならない。すべてを手にしている者には、本来弱者に属すべきものを自ら手放し、弱者に与える務めがある」

 このミサにはパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長も参列した。アッバス議長は11月に米アナポリス(Annapolis)で開かれた中東和平国際会議に出席し、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相との間で和平交渉再開に合意している。(c)AFP
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