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ローマ法王とサウジ国王が会談

  • 2007年11月07日 17:39 発信地:バチカン市国
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2007年11月6日、バチカン市国で、サウジアラビアのアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王(左)と会談に臨むローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)。(c)AFP/CHRIS HELGREN

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【11月7日 AFP】(写真追加)バチカンを訪問したサウジアラビアのアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz、84)国王は6日、同地でローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI、80)と会談した。サウジアラビアの国王が、外交関係を結んでいないバチカンを訪問するのは今回が初めて。

 ローマ法王庁の公式発表によると、アブドラ国王とローマ法王は「キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒が協力することの価値」や「宗教間の平和的かつ実りある共存に向けた知的な対話」への新たな取り組みなどを強調し、中東紛争、特にパレスチナ・イスラエル間の紛争についての公正な解決策に関しても話し合われたという。

 また、ローマ法王は会談の席上、「サウジアラビアにおける熱心なキリスト教徒の存在」に言及したという。

 サウジアラビアは、イスラム教の聖地メッカ(Mecca)とメディナ(Medina)を擁し、イスラム教スンニ派(Sunni)のなかでも非常に保守的として知られるワッハーブ派(Wahhab)を主に受容している。約100万人のキリスト教徒や非イスラム教徒を抱える同国にとって、宗教の自由に関する問題は非常にデリケートな問題といえる。

 9月に発表された、宗教の自由に関する米国務省の年次報告書は、サウジアラビアでは一部の地域では改善が見られるものの、全体の政策としては「宗教の自由に対する厳しい規制」を設けていると指摘している。また、嫌がらせや「殺人」にまで及ぶことさえある非イスラム教徒やワッハーブ派以外のイスラム教徒に対する差別にも言及している。

 アブドラ国王が、ローマ法王と会見するのは今回が初めてではない。同国王が、腹違いの兄であるファハド(Fahd)前国王の皇太子だった時代に、前法王ヨハネ・パウロ2世(John Paul II)と会談したことがある。

 アブドラ国王は、ローマ法王に貴重な宝石のちりばめられた金の剣を贈り、お返しとして16世紀に作られたバチカンの彫刻を受け取った。アブドラ国王は、バチカンに続きドイツとトルコを訪問して帰国の途につく。(c)AFP

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