2007年10月21日、イタリア南部ナポリ(Naples)で開催さえrた異宗教間サミットで、記念撮影に臨むローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、中央)やイスラム教、ユダヤ教、仏教、英国国教会、正教会などの指導者ら。(c)AFP/CIRO FUSCO
【10月24日 AFP】イタリアのナポリ(Naples)で3日間の日程で開催されていた異宗教間サミットは23日、「神の名の下に行う暴力や戦争は神への冒涜(ぼうとく)だ」とする共同声明を発表して閉幕した。
同声明は、暴力を伝染病に例え、「戦争、テロ、貧困、絶望、搾取などの形で地球上に出現」し、「罪なき人々を傷つけ、人間性を歪めるもの」だと非難。「全ての人類にとって、暴力は常に敗北である」と、暴力否定をうたった。
同サミットは聖エジディオ共同体(Sant'Egidio)の主催で毎年開催されるもの。
「暴力のない世界:対話を通じた信仰と文化(A World Without Violence: Faiths and Cultures in Dialogue)」をテーマに掲げた今年のサミットには、カトリック、プロテスタント、正教会などのキリスト教のほか、イスラム教、ユダヤ教、仏教、ヒンズー教など、各宗教の指導者、政治家、約300人が参加した。
暴力のほか、エイズ(HIV/AIDS) 移民、アフリカ、中東和平などの問題も協議された。
サミット閉幕にあたり、各宗教の代表団らはナポリ市内の各会場で個別に平和の前進を願う祈祷会を行った。祈祷会にはジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)イタリア大統領も出席した。
次回の異宗教間サミットはキプロスで開催される。(c)AFP
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