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ローマ法王、異宗教間サミットで「人類の和解」呼びかけ

  • 2007年10月22日 09:05 発信地:ナポリ/イタリア
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2007年10月21日、イタリア南部ナポリ(Naples)で、異宗教間サミットに参加したイスラム教、ユダヤ教、仏教、英国国教会や正教会などの指導者と写真撮影するローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、中央)。(c)AFP/CIRO FUSCO

【10月22日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、80)は21日、イタリアのナポリ(Naples)で開幕した異宗教間サミットで、2001年9月11日の米同時多発テロに言及し、「人類の和解」を呼びかけた。

 同サミットは聖エジディオ共同体(Sant'Egidio)の主催で開催。イスラム教やユダヤ教、また正教会をはじめとするカトリック以外のキリスト教派の指導者と会合した法王は、「われわれの使命は、それぞれの宗教の相違点を尊重しつつ、世界平和と人類の和解のために尽力することだ」と述べた。

 法王は米同時多発テロ後の2002年に開催された同サミットを振り返り、当時の法王故ヨハネ・パウロ2世(John Paul II)が世界の宗教指導者に、「人類に対する深刻な脅威、とりわけテロの脅威を止めるために神の助けを求めよう」と呼びかけたことに言及した。

 ベネディクト16世が法王として大規模な異宗教間の会合に参加するのは初めて。「争いによって引き裂かれ、神の名の下に暴力が正当化されることもあるこの世界において、宗教は憎しみの道具になり得ないと繰り返し表明することが重要だ」と指摘し、異宗教の信者との「誠実で公明正大な対話」に尽力する姿勢を強調した。

 今回のサミットに先立ち、イスラム教のスンニ(Sunni)、シーア(Shiite)両派の教指導者138人が法王らキリスト教指導者に対し、両宗教を近づけるための取り組み強化を訴える公開書簡を送付している。(c)AFP/Gina Doggett

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