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マザー・テレサ没後10年、2度目の奇跡に期待高まる

  • 2007年09月05日 22:36 発信地:コルカタ/インド
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2007年9月5日、インドのコルカタ(Kolkata)で、未明のマザー・テレサ(Mother Teresa)追悼行進に参加する「神の愛の宣教者会(Missionaries of Charity)」のボランティア。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY

【9月5日 AFP】(一部更新、写真追加)マザー・テレサ(Mother Teresa)没後10年を迎えた5日、故人を追悼するため大勢の人たちがインド東部のコルカタ(Kolkata)にあるマザー・テレサの墓に集まった。

 彼らの多くは、マザー・テレサが聖人として認められるよう願っている。

 マザー・テレサは死後6年経った2003年に列福された。あるインドの女性が、マザー・テレサの奇跡でガンが治ったとの主張が認められたためだ。しかしローマ法王庁は、2度目の奇跡を確認しなければ、マザー・テレサを聖人と宣言することができない。

 マザー・テレサが設立した修道会の本部で、マザーの埋葬地でもある「マザー・ハウス(Mother House)」を訪れたSunita Ekkaさんは、「わたしたちにとって彼女はすでに聖人です。バチカンが彼女を聖人と認めるのは時間の問題」と話した。

 コルカタでは、マザー・テレサの信者たちが、マザーは聖人として認められると確信している。

 マザー・テレサの後継者、シスター・ニルマラ(Sister Nirmala)は、「マザーが聖人になるために2度目の奇跡を待っています。マザーの没後10周年に際して、とてもうれしく、ありがたく思います」と述べた。

 夜明けには、コルカタ住民の多くがマザー・テレサ追悼のための灯明行進に参加したほか、修道女ら数百人が特別礼拝を開いた。

 マザー・ハウスでは宗派を超えた追悼式典が行われ、約200人が参加した。イスラム教、ヒンズー教、キリスト教の聖職者が、それぞれの教典を読み上げ、調和を祈った。

「マザー・テレサは忍耐の教えを説き、われわれに調和への道を示した」とイスラム教聖職者のMaulana Abdul Rahim師は述べた。

 シスター・ニルマラは礼拝の終わりに「マザー・テレサはいずれの宗教も区別なく『神』を信仰しました」と話した。

 マザー・テレサは1997年、87歳の誕生日を迎えた数日後に死去した。生涯、貧しい人々や死に直面した人々のために尽くし、1979年にはノーベル平和賞を受賞した。

 マザーの没後、マザー・テレサの「神の愛の宣教者会(Missionaries of Charity)」は、新たに14か国で支部を開設した。捨てられた子どもや、ハンセン病患者、エイズ(AIDS)患者の受け入れ施設の運営も行っている。

 現在は世界145か国に757の支部を持ち、修道女4800人が所属している。 (c)AFP/Sailendra Sil

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