2007年6月30日、バチカンのパウロ4世(Paul VI)ホールで演説するローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI
【7月1日 AFP】中国政府公認の宗教団体「カトリック愛国会」がローマ法王庁の承認無く司教を任命したことに関する問題で、ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)は6月30日、バチカンが司教を叙階する権利を尊重るよう中国側に求め、同団体による任命を「容認できない」とした。
約1000万人いるとされる、ローマ法王庁を強く信奉する中国のカトリック教徒にあてた声明の中でローマ法王は、中国に対し「真の宗教の自由」を尊重するよう求め、中国カトリック愛国会は「(バチカンの)教義と相いれない」と非難した。さらに、司教はローマ法王庁にのみ忠誠をつくす人物から選ばれ、中国政府公認のカトリック愛国会の司教は認めないとの見解を示した。
中国側はこの主張を真っ向からはねのけ、中国との関係を悪化させたくなければバチカンは自制すべきとの姿勢をみせた。中国外務省の秦剛(Qin Gang)報道官は、「バチカンが現実と向き合い、新たな障害を作り出さないよう望む」という声明を出した。(c)AFP/Martine Nouaille
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