【9月11日 Relaxnews】最高のボルドー(Bordeaux)ワインを味わったなら、造り手であるシャトーやその家族についても知りたくないですか?──インターネット検索最大手グーグル(Google)が提供するサービス「ストリートビュー(Street View)」では、フランスワイン名産地の厳選されたシャトー内部の様子が近く公開される予定だ。

 グーグルはこれまでにも、グランドキャニオン(Grand Canyon)や世界最高峰エベレスト(Everest)、そして最近ではアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ(Dubai)にある高さ約830メートルの世界一高いビル、「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」を撮影してきたが、現在はGooge Street View Carと呼ばれるカメラを積んだ車両やトロリー、そしてStreet View Trekkerと呼ばれるリュックに搭載したカメラを使って、シャトー9軒を撮影中だ。

 撮影の対象となっているのは、シャトー・ラフォン・ロシェ(Chateau Lafon-Rochet)、シャトー・ド・ラ・ブレード(Chateau de la Brede)、シャトー・ド・マル(Chateau de Malle)、シャトー・ド・プレサック(Chateau de Pressac)、シャトー・ダガサック(Chateau d’Agassac)、シャトー・ゴーデ (Chateau Guadet)、シャトー・クーテ(Chateau Coutet)、シャトー・ラ・コンセイヤント(Chateau La Conseillante)、シャトー・コルバン・ミショット(Chateau Corbin Michotte)。

 グーグルはユネスコ世界遺産にも登録されている中世の町、サンテミリオン(Saint-Emilion)地区の撮影も行う予定だ。

 グーグルマップでは、2011年の東日本大震災以降の日本政府による復興事業での進捗状況を捉えた長期プロジェクトの一環として、被災地における最新の写真が公開されている。(c)Relaxnews/AFPBB News