【8月26日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)のスミソニアン国立動物園(Smithsonian National Zoo)は25日、2日前に人工授精で誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんについて「とても活発で、はっきりしたピンク色をしている」と発表した。  同動物園によると、23日に生まれた赤ちゃんパンダを短時間診察し、すぐに母親のメイシャン(美香、Mei Xiang)の元に戻した。赤ちゃんは体重137グラムと平均的で、母乳を飲み、しっかり消化しているという。健康体で、一定した心音が聞くことができ、肺の状態も良いという。性別と父親は2~3週間後に判明する見込みだ。  赤ちゃんパンダの名前は、中国の慣習に従い、誕生から約100日後の12月初めまでつけないという。2年後には中国に送られ、繁殖プログラムの下で飼育されるという。  同動物園は24日、この赤ちゃんパンダの双子のきょうだいは死産だったと発表している。(c)AFP