【8月16日 AFP】オーストリア・ウィーン(Vienna)のシェーンブルン(Schoenbrunn)動物園は15日、飼育しているジャイアントパンダの雌のヤンヤン(Yang Yang)と雄のロンフイ(Long Hui)の間に、赤ちゃんが誕生したと発表した。自然妊娠により2頭の間に生まれた3頭目の子どもとなる。  出産時刻は現地時間の14日午後0時24分(日本時間同日午後7時24分)。ピンク色の肌を白い毛が覆う赤ちゃんは、体長約10センチ、体重約100グラムだった。  動物園の声明によると、これまでに自然妊娠によるジャイアントパンダの出産に成功しているのは、欧州では同動物園のみ。  赤ちゃんパンダは、親子が自らの意志で子育て用の部屋から出るまでの数か月間、母親と一緒に隔離されて飼育される。(c)AFP