【6月27日 Relaxnews】短文投稿サイト「ツイッター(Twitter)」の使用が習慣化している人たちは、旅先の観光などの情報から旅にまつわる苦情の相談まで、ツイッターのネットワークを駆使して旅に備えていることが、旅行サポート保険企業、アリアンツ・グローバル・アシスタンス(Allianz Global Assistance)が初めて実施した「#HELPME」調査で分かった。

 なかでも、旅行前の準備や旅のアドバイスを得るために、もっともよくツイッターが利用されていた。

 調査は2013年3月、アリアンツ・グローバル・アシスタンス傘下のMetrics Factoryが収集した旅行に関する英語のツイート2万5000件を対象としたもの。

 その結果、38%が目的地の選定やお薦めの観光地や過ごし方などについて「友達」のアドバイスを信頼していた。また26%は、ホテルの選定や交通手段など旅の手配にツイッターを利用していた。

 査証や通貨、手荷物、現地大使館との連絡方法など、旅の付随的な情報についての質問は、ツイッターではほとんど見られなかった。

 一方、航空券費用の払い戻しや旅先での治療費など、旅のトラブルに関する質問ツイートは7%あった。

 ツイートでの旅の質問に対し、ほぼ半数が返答を得ている。

 旅に関する全ツイートの3分の1は旅行専門家に直接質問したもので、そのほとんどがアドバイスを請うものや、問題の解決方法を求めるものだった。

 旅行専門家への質問ツイートの3分の1が、少なくとも1件以上の返信があったが、その回答への満足度は不明。

 質問への返答を得るために最も効率的な方法は、特定の人物に直接質問する方法で、返答率は46%だった。(c)Relaxnews/AFPBB News