【6月4日 AFP】(一部更新)サウジアラビアのファハド王子(Fahd al-Saud)が仏パリ(Paris)郊外のディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)で豪遊し、3日間で1500万ユーロ(約19億5000万円)を使ったと同施設の運営会社が3日、明らかにした。

 運営会社はAFPに対し、前月22~24日の3日間、王子はディズニーランド・パリを貸し切り、60人あまりの招待客らとともに自身の学位修得を祝ったことを明らかにした。王子のために、「めったに見られないディズニーのキャラクターたち」によるショーなども企画されたという。滞在中、王子は「VIP待遇」を受け、園内には厳重な警戒態勢が敷かれた。

 ディズニーランド・パリには昨年、1600万人が訪れた。ただ20年前の開園以来、同施設では赤字経営が続いており、2012年9月から13年3月までの純損失額は8910万ユーロ(約116億円)で、前年同期の1180万ユーロ(約15億4000万円)から赤字が大幅に拡大した。(c)AFP