【4月16日 Relaxnews】航空機内で機体後部の座席を好む人は窓側の席を好む傾向があり、右利きの乗客は航空機の右側の座席を好む──。このような調査結果を、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(British AirwaysBA)が発表した。

 BAの調査によると、全体的に窓側の座席の方が通路側の座席よりもわずかに人気だった。また、機体後部に座る乗客の間では、窓側座席の人気がさらに高かった。逆に、機体前部に座る人の間では通路側が人気だったが、これは着陸後に速やかに機外へ出たいと考えている人が機体前部に座るからかもしれない。

 他にも興味深い傾向が判明した。エコノミー客の54%は機体の右側の座席に座る傾向があった。また、ボーイング747(Boeing 747)型機のエコノミークラスで一番人気の座席は、2人席の51BとC、52BとC、51と52のJだった。これは2人組の乗客が2人で1区画を独占できるから当然の結果といえる。同じく妥当な結果としてビジネスクラスの乗客は2階席を好む傾向があり、またファーストクラスでは先頭座席の1Aと1Kが足元のスペースを求める乗客に最も人気だった。

 一方、傾向分析・行動助言サイト「Hunch.com」が6万2000ユーザーの傾向を分析した結果、窓側に座る人には、女性、身長が低い、自然を好むといった特徴が見られ、一方通路側に座る人は、男性、スーツを着用、ブラックベリー(BlackBerrys)端末でひっきりなしにメールをチェックする、高給取りのビジネスマンというような傾向があったという。(c)Relaxnews/AFPBB News