【1月1日 AFP】厚生労働省が1日付で発表した2012年人口動態統計の年間推計で、死亡数から出生数を引いた「自然減」の幅が過去最大になるとみられることが分かった。少子高齢化が進む中、年金制度への懸念が改めて浮き彫りになった形だ。

 12年の出生数は103万3000人、死亡数は124万5000人で、自然減の幅は21万2000人となり、東日本大震災で1万9000人が亡くなった影響で自然減が初めて20万人を超えた11年を上回った。(c)AFP