【11月18日 AFP】北極圏の鉱山都市、スウェーデンのイェリバレ(Gaellivare)で17日、「今年一番のサンタクロース」を競う毎年恒例の「サンタ・ウインターゲーム(Santa Winter Games)」が開催された。今年は世界各国から9人のサンタクロースが参戦。来月に迫ったクリスマスを前に、一足早く大活躍した。

 日本からは、「3人の」トナカイを引き連れたサンタクロースが参戦。香港のサンタクロースは、「ホッホッホー。アイム・ハッピー、メリー・クリスマス」と英語で挨拶した。そのほか、2年続けてフランスから参加した女性や、初めて雪を見る3才の男の子を連れたスペインからの参加者もいた。

 大会は、競技が行われる会場に向かうパレードで幕を開けた。サンタクロースだらけのパレードを見た幼い女の子は、「サンタだ!わあ、あっちもサンタ!こんなにサンタを見たのは生まれて初めて」と大喜びだった。

 競技はそりレースのほか、「トナカイ」に乗る競技、両足を袋に入れてジャンプしながら進むサックレース、カラオケなどが行われた。大会主催者によると、会場周辺には寒さの中、過去最多となる約400人の見物客が集まった。

「最優秀サンタクロース」の栄冠に輝いたのは、昨年の優勝者でもあるオランダのサンタクロース。初の連覇を果たし、大会後、「来年も必ず、タイトル防衛戦に挑む」とコメントした。(c)AFP/Camille Bas-Wohlert