【10月22日 Relaxnews】北京(Beijing)市当局が、市内のトイレ不足を緩和するため、女性用の公衆トイレを増設することを決めた。中国国営新華社(Xinhua)通信が16日、伝えた。

 北京市内のファストフード店で、女性が男性用トイレを使用しているとの苦情が出ている現状に対応する。女性が男性用トイレを使う光景は、寧波(Ningbo)などの地方都市でも日常的に見られる。

 北京市市政市容管理委員会(Beijing Municipal Commission of City Administration and Environment)の衛生局副局長が新華社に語ったところによると、2015年までに市内の公衆トイレに便器2000台を増設し、古いトイレの改修を併せて実施する。この時点をめどに、旅行者にテキストメッセージで観光地付近の公衆トイレを案内するサービスも開始する。

 同委員会はこのほか、新設および改修対象の公衆トイレについて、女性用と男性用の個室の比率を13年までに「1.5対1」または「2対1」とするガイドラインを公表した。現在、北京市内の公衆トイレに設置されている便器は1万2000台以上となっている。

 公衆トイレ不足は、中国国内の他の都市でも深刻だ。人口1200万人の広州(Guangzhou)では、中心街の公衆トイレの便器数がわずか907台にとどまっている。(c)Relaxnews/AFPBB News