【7月4日 AFP】「水生人間が存在するという証拠が確認されたことはない」――米国立海洋局 (National Ocean Service)が、「人魚は伝説上の生き物だ」という公式見解をウェブサイト上で発表した。

 5月に米ディスカバリー・チャンネル(Discovery Channel)の動物専門チャンネル「アニマルプラネット(Animal Planet)」で、人魚は実在するという説に基づいた番組を放映した結果、海洋局のもとに多数の問い合わせが届いたため、今回改めて見解を発表した。ただし同局は「人魚が絶対に存在しない」という証拠も挙げてはいない。
 
 米政府機関では最近、疾病対策センター(US Centers for Disease Control and PreventionCDC)が『ゾンビによる世界の終末を生き延びる』というタイトルでユーモアを交えた防災アドバイスを発行したが、同センターは同時に「ゾンビは実在しない」とする公式見解を発表している。(c)AFP