【6月29日 Relaxnews】この夏、人ごみを避けてのんびりしたいなら、一風変わった雰囲気や絶景を楽しめ、野趣あふれ刺激的な人里離れた「辺境リゾート」へ行ってみてはどうだろう?

■大自然の中のホテル「The Garvault

 英国・スコットランド高地(Scottish Highlands)にあるホテル。「英国で最も人里離れたホテル」を自称し、周辺数キロメートル四方に建物は1つも見当たらない。ハイキングやサイクリングはもちろん、狩猟や釣り、バードウオッチングにもうってつけだ。

■ヒマラヤの豪華ロッジ「アマンコラ(Amankora)」

 チベット高原(Tibetan Plateau)とインドに挟まれ、周辺から孤立している小国ブータン。その中でも、中部~西部にまたがる谷間に並ぶのが「アマンコラ」のロッジだ。豪奢な意匠を凝らした建物と、息を飲むような絶景が楽しめる。

■洞窟ホテル「ココペリケーブ(Kokopelli's Cave)」

 米ニューメキシコ(New Mexico)州ファーミントン(Farmington)にあるこの宿は、客室が地下21メートルにあり、叫び声はおろか、どんな音も地上には届かない。シンプルな作りながら居心地は良く、分厚い岩の壁のおかげで隣の部屋の騒音に悩まされる心配も無用だ。

■離島のエコ・ロッジ「ポサダ・デ・ミケ・ラプ(Posada de Mike Rapu)」

 南米チリ・イースター島(Easter Island)にあるこのロッジにたどり着くには、チリ本土から飛行機で4時間、そこからさらに8時間歩かなければならない。とはいえ、いったん到着すれば疲れなどすぐ吹き飛ぶこと間違いなしだ。自然環境に配慮したロッジは、各室から望める広大なオーシャンビューが売り。太陽エネルギーで沸くジャクジーやスイミングプール、バーなどがあなたをもてなしてくれる。

■澄み切った大空を楽しむ「ホテル・ブジル(Hotel Budir)」

 アイスランドの荒野というだけでも十分「辺境」だと思うかもしれないが、西部スナイフェルス半島(Snaefellsnes)の空の下、星やオーロラの輝きをゆっくり眺める経験はまたとない思い出になるはず。アシカ・ウオッチングや氷河探検などのアクティビティも充実している。

■ハイカーの楽園「ヨートゥンハイメン(Jotunheimen)国立公園」

 ノルウェー・Fannarakhyttaはハイカーの楽園だ。国立公園周辺にはノルウェー・トレッキング協会(Norwegian Trekking Association)が貸し出す小屋が点在し、その多くにコンロなど基本設備が整っている。北欧最高峰ガルヘピゲン(Galdhoppigen)山の裾野でハイキングは、最高の体験となるだろう。

■サファリを貸し切る「Wolwedansのプライベート・キャンプ」

 ナミビアのナミブランド自然保護区(NamibRand Nature Reserve)にある4人用のロッジは、日常から離れてゆっくり過ごしたい家族連れにぴったり。窓の外にはアフリカの大草原が広がるが、各部屋はバスルーム完備、調理器具や食器のそろったキッチンもあり食事に困ることはない。

■島を丸ごと独り占め、「プティ・セントビンセント(Petit St Vincent)」

 カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンにあるこの島は、「プライベートな人たちのためのプライベートな島」をうたう。テレビもインターネットもなく、携帯電話の電波すら届かない。その代わりスパやヨガ、ヨットが楽しめる上、他のどの場所でも得られない完全なるプライベート空間を満喫できる。(c)Relaxnews/AFPBB News