【6月21日 Relaxnews】白い砂に静かな海はビーチリゾートの定番だ。でも、今夏ちょっと変わった体験がしたいという人には、世界各地にこんなユニークなビーチがある。

■インド・ゴア(Goa)のカウビーチ(Cow Beach

 牛が人に混じって茶色の砂浜で日光浴を楽しむ、牛にも観光客にも根強い人気のビーチ。

■バハマ・ハーバー島(Harbour Island)のピンクサンズビーチ(Pink Sands Beach

 その名の通り、5キロメートルにわたり鮮やかなピンク色の美しい海岸が続く変わったビーチ。サンゴ虫が死ぬときに残すピンクの殻によって色が付いている。

■ニュージーランドのホットウォータービーチ(Hot Water Beach

 同国コロマンデル半島(Coromandel Peninsula)は地熱活動が盛んなため、寒くなることがない。砂浜を深く掘ってみると、風呂の湯のような水温の水たまりが見つかり、ゆったりした午後の温泉浴にぴったり。

■米カリフォルニア(California)州のグラスビーチ(Glass Beach
 
 自然はリサイクルの達人だ。1960年代までフォート・ブラッグ(Fort Bragg)のごみ処理場だったが、その後消えたごみの中で唯一残ったガラスが砂浜を覆っている。ガラスの上には海がおだやかに打ち寄せ、「海の宝石」のような視覚効果を提供している。

■インド・チャンディプール(Chandipur
 
 世界で最もユニークなビーチの1つ。地理的条件から、引き潮のたびに最大4キロメートルも海が後退し、海床を含め海の秘密を目のあたりにすることが出来る。

■ハワイのパパコレアビーチ(Papakolea Beach

 グリーンの砂浜は海藻のせいに見えるが、火山活動で出来たミネラル分による色。

■ハワイのバーキングサンズビーチ(Barking Sands Beach

 27キロメートルに及ぶ国立海浜公園の一部で、砂を踏むと犬の鳴き声のような音がする。

■ギリシャ・サントリーニ(Santorini)のレッドビーチ(Red Beach

 サントリーニといえば噴火によって出来た黒い砂浜が有名だが、真赤な砂浜はさらに注目に値する。遠くから見ると、浅瀬はまるで血の色だ。ただ、足に色がついてしまう可能性もある。

■米カリフォルニア(California)州のボウリングボールビーチ(Bowling Ball Beach

 巨大な丸い岩が整然と並ぶさまは、まるで意図的に配置されたかのようだが、長い年月をかけて自然が作り上げたものだ。海水が岩の柔らかい部分を浸食し、なめらかな曲線だけが残った。

■アイスランドのビックビーチ(Vik Beach

 同国南端にあり、風は強く荒涼とした神秘的なビーチで、黒い砂浜が不吉な雰囲気をかもし出す。海面には大西洋の荒波に打たれながら黒い玄武岩が複数そびえ立っている。噴火が近いとされるカトラ(Katla)火山脈の真上に位置する。(c)Relaxnews/AFPBB News