【6月5日 AFP】インドで4日、北東部アッサム(Assam)州の村で大型の毒グモが大量に発生し、かまれた数十人が病院に搬送された。住民らを襲ったクモについて、地元の専門家はタランチュラに似ているが、今までに見たことのない種のクモだと述べている。

 住民が謎の毒グモにかまれる事件が起きたのは、アッサム州の州都グワハティ(Guwahati)の600キロ東に位置するサディヤ(Sadiya)。インドのメディアによると、これまでに数十人が病院に搬送された。未確認だが2人が死亡したとの報告もある。

 サディヤの年長者は、AFPの電話取材に「最初は悪ふざけだと思った。だが後になって、奇妙なクモの大群が次々と人々をかむところを目撃した」と語った。

 当局も即座に対策に乗り出し、村一帯に殺虫剤を散布したほか、状況を調査するため科学者らが村に派遣された。

 地元アッサム州ディブルガル大学(Dibrugarh University)の生命科学部研究者、L・R・サイキア(L.R. Saikia)氏は、住民が毒グモに襲われた現場を訪れ、クモがタランチュラに似たものであることを確認したという。どの種であるかは、まだ特定できていないが、サイキア氏は「おそらく攻撃的な種で、屋内で普段見かけるクモよりも強力な牙を持っているようだ」とAFPに語った。(c)AFP