【5月15日 AFP】2011年に米国で生まれた男児で最も多かった名前はジェイコブ(Jacob)だった。ジェイコブは13年連続で1位の座を守っている。女児ではソフィア(Sophia)が、前年トップだったイザベラ(Isabella)を抜いて1位になった。

 米社会保険庁(Social Security Administration)が1997年から行っている新生児の名前調査で明らかになったもので、2011年に男女を通じて新たにトップ10入りした名前は、男児で2位になったメイスン(Mason)だけだった。

 男児名の3位から5位は順にウィリアム(William)、ジェイデン(Jayden)、ノア(Noah)となっている。女児名は2位がイザベラで、3位から5位は順にエマ(Emma)、オリビア(Olivia)、エバ(Ava)だった。

 男児のなかで最も順位を上げた名前はブラントリー(Brantley)で、前年の736位から320位になった。これはフロリダ大学(University of Florida)のアメリカンフットボールチームのクオーターバック、ジョン・ブラントリー(John Brantley)か、カントリー歌手のブラントリー・ギルバート(Brantley Gilbert)の人気にあやかったものとみられる。

 女児で最も順位を上げた名前は前年の891位から497位になったブリエラ(Briella)だった。これはテレビのリアリティ番組「Jerseylicious」や「Glam Fairy」に出演しているヘアスタイリスト、ブリエラ・カラフィオーレ(Briella Calafiore)の人気を反映したものとみられる。

 一方、前年はトップ1000の圏外だったエルビス(Elvis)が、904位とカムバックを果たしている。(c)AFP

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