小石や壁から標識まで、手癖の悪い観光客が持ち帰る「記念品」
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【4月4日 Relaxnews】美しい砂浜で有名な英イングランド南部ブライトン(Brighton)の観光当局は前週、観光客たちに砂浜から持ち帰った石の返却を呼び掛けた。
ブライトンはロンドンから電車でわずか50分の距離にあり、人気の日帰り旅行先。だが、観光当局によると、手癖の悪い観光客が砂浜の小石を持ち帰ってしまう。特に「ロンドンっ子」が最も悪質な小石泥棒だという。
石の返却を求める同プロジェクトは「Bring a Pebble Back to Brighton(ブライトンに小石を返して)」と名付けられている。
■ついつい記念品を持ち帰る客、世界の観光地でも
観光客がつい盗みをはたらいてしまう観光地はブライトンだけではない。
ドイツの「ベルリンの壁」が崩壊した際には、大勢の観光客がやって来て壁の一部を記念品に持ち帰った。当局は今も残されている部分が持ち去られるのを阻止しようと、これまで悪戦苦闘している。このため現在、ベルリンの壁の多くの部分は風防ガラスで覆われている。
また中国の万里の長城にも、そういった行為を禁止する法律がある。一方、オーストリアのフッキング(Fucking)村では、英米の観光客が村の標識を度々盗んだことから、盗難防止措置の施された標識を用いている。(c)Relaxnews/AFPBB News
ブライトンはロンドンから電車でわずか50分の距離にあり、人気の日帰り旅行先。だが、観光当局によると、手癖の悪い観光客が砂浜の小石を持ち帰ってしまう。特に「ロンドンっ子」が最も悪質な小石泥棒だという。
石の返却を求める同プロジェクトは「Bring a Pebble Back to Brighton(ブライトンに小石を返して)」と名付けられている。
■ついつい記念品を持ち帰る客、世界の観光地でも
観光客がつい盗みをはたらいてしまう観光地はブライトンだけではない。
ドイツの「ベルリンの壁」が崩壊した際には、大勢の観光客がやって来て壁の一部を記念品に持ち帰った。当局は今も残されている部分が持ち去られるのを阻止しようと、これまで悪戦苦闘している。このため現在、ベルリンの壁の多くの部分は風防ガラスで覆われている。
また中国の万里の長城にも、そういった行為を禁止する法律がある。一方、オーストリアのフッキング(Fucking)村では、英米の観光客が村の標識を度々盗んだことから、盗難防止措置の施された標識を用いている。(c)Relaxnews/AFPBB News