【12月26日 AFP】英国で25日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が英国民および英連邦の市民に向けて贈る恒例のクリスマスメッセージが放映された。

 赤いワンピース姿の女王はメッセージのなかで、困難なときこそ家族に力づけられ友から勇気づけられるものだと、家族の絆や友情の大切さを語りかけ、4月のウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の結婚は個人的にも家族の絆を認識するきっかけとなったと語った。

 エリザベス女王らは25日朝、王族がクリスマスを過ごすノーフォーク(Norfolk)州サンドリンガム(Sandringham)にあるセント・メリー・マグダレン教会(St Mary Magdalene)でのクリスマス礼拝に参列。キャサリン妃ら王室一家を一目見ようと、サンドリンガムには3000人が集まった。

 だが、23日に心臓の手術を受けたフィリップ殿下(Prince Philip、90)の姿はなく、礼拝後に孫のウィリアム王子やヘンリー王子(Prince Harry)らがケンブリッジ(Cambridge)近郊の病院に入院中の殿下を見舞った。クリスマス礼拝でウィリアム王子らは、フィリップ殿下の容体が回復していると信者らに語った。(c)AFP/Ben Stansall

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