【12月24日 AFP】フィンランド北部ラップランド(Lapland)のロバニエミ(Rovaniemi)には、世界中からたくさんの手紙が送られてくる。

「Père Noël(フランス語)」、「Djeda Mraz(セルビア語)」、「Santa(英語)」…宛名が書かれた言語はさまざまで、中には切手が貼られていないものもあるが、ちゃんと届けられる。
 
 宛名の人物に直接会いに来る人もいる。子どもを連れずに大人だけでロバニエミに来る人も驚くほど多いという。妻のチヒロさん共に日本の山梨県から来たというアサオ・アキヒコさん(30)は、赤い服を着たずんぐりした人物の白く長い顎ひげを引っ張りながら、自分は心の中で少しはサンタを信じているんですと笑う。

「みな、わしに会うために大変な苦労をしてロバニエミに来ておる」とサンタさんはAFPに語った。「400歳を超えておるわしからすれば、だれだって子どもじゃよ」(c)AFP/Igor Gedilaghine

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