【11月24日 AFP】気管支炎のため6日から東大病院(University of Tokyo Hospital)に入院していた天皇陛下(Emperor Akihito、77)は24日、18日ぶりに退院された。

 テレビのニュースでは、グレーのタートルネックのセーター姿の天皇陛下が、皇后さま(Empress Michiko)と共に車で病院を後にし、窓越しに笑顔で手を振られる様子が報じられた。

 天皇陛下は入院から1週間経っても39度近い発熱やせきなどの症状が続き、長引いた気管支炎を中心とした軽度な気管支肺炎と診断されていた。16日には国賓として来日したブータン国王夫妻の歓迎行事が行われたが、天皇陛下は1989年の即位以降初めて、国賓関連行事を欠席された。(c)AFP