【7月14日 AFP】14歳のドイツ人少年が12日、父親が買ったばかりのフェラーリ(Ferrari)を数時間にわたって乗り回し、警察が大規模な捜索作戦を行う騒動があった。当局者が13日、明らかにした。

 少年の一家はベルリン(Berlin)で20万ユーロ(約2200万円)のフェラーリを購入。スペインの自宅に帰ろうとしていた矢先に、ベルリン近郊で警察官に停車を求められた。

 警察官が車を止めて家族に質問をしていたところ、少年は衝動を抑えきれず、ハンドルを握って走り出したという。すぐに車と少年が消えていることに家族の知人が気づき、盗難もしくは誘拐ではないかと訴えた。

 警察による大規模な捜索が数時間にわたって行われたが少年と車は見つからず、その後少年は「全く反省していない様子」で黒のフェラーリに乗って警察署に戻ってきた。車に損傷はなかった。少年は無免許運転など複数の容疑に問われている。(c)AFP

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