【6月12日 AFP】英国のウィリアム王子(Prince William)とヘンリー王子(Prince Harry)の兄弟が、現在一緒に住んでいるロンドンの英皇太子公邸クラレンスハウス(Clarence House)のフラットで互いの靴を間違えて履くことのないよう、靴底にそれぞれのイニシャルを入れているというエピソードが明らかになった。

 12日の英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)によると、新婚のウィリアム王子が前週、キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)と一緒にチャリティー行事に出席した際、ウィリアムの王子の靴に「W」と書かれているのを誰かが見つけた。

 ウィリアム王子は英空軍(Royal Air ForceRAF)の捜索救助ヘリパイロットを務めており、王子夫妻は主に基地のあるウェールズ北部で暮らしているが、公務などでロンドンに滞在する際には、チャールズ皇太子(Prince Charles)と離婚した後の故ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)が王子たちと暮らしていたロンドンのケンジントン宮殿(Kensington Palace)で生活する予定となっている。しかし現在は、準備が整うまでの間、ロンドン滞在中は一時的にヘンリー王子とフラットを共有している。

 同紙に答えた王室関係者は、「ウィリアム王子とヘンリー王子は靴のサイズがほとんど同じなので、靴を間違わないようにするためにウィリアム王子が考え付いた方法なのでしょう。ほほえましいじゃないですか」と語った。

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