【1月2日 AFP】ルーマニアで占星術師や透視能力者などの占い師が今年から正式に営業できる可能性が出てきた。

 占い関連の職業を、執事やエンバーマー(遺体修復師)、自動車教習所の教官などと同じ「個人向けサービス」に分類した法案を、政府が前週承認したため。

 インターネット上には「これで占い師も収入を申告し、税金を払わなければいけなくなる」といった皮肉なコメントが飛び交った。ある男性は「つまり占い師にも請求書の発行が義務付けられ、それが保証書にもなるっていうこと?だとしたら外した占いに対する苦情で消費者保護センターはあふれかえるな」と書き込んだ。

 ルーマニアでは10年9月に与党・民主自由党の議員数人が、占い関連の職業に従事する人に課税する法案を提出したが、「呪ってやる」という脅しを受けて撤回したと報じられている。(c)AFP