【11月5日 AFP】世界最高齢のフランス人女性、ウジェニー・ブランシャール(Eugenie Blanchard)さんが4日、カリブ海・西インド諸島(West Indies)の仏領サンバルテルミー(Saint-Barthelemy)島で亡くなった。114歳だった。

 ブランシャールさんは1986年2月16日に同島で生まれた。カトリックの修道女となり、同じ西インド諸島にあるオランダ領キュラソー(Curacao)島で仕えた。引退した後、約30年前からサンバルテルミー島に戻って暮らしていたが、ことし5月に沖縄県の知念カマ(Kama Chinen)さん(当時114)が亡くなったため、世界最高齢となった。

■新たな最高齢はアメリカ人女性

 ブランシャールさんの死去に伴い、米テキサス(Texas)州ジャクソンビル(Jacksonville)在住のユーニス・サンボーン(Eunice Sanborn)さんが世界最高齢となった。

 世界の100歳以上の人の消息を追うウェブサイトに指名され、突然スポットライトを浴びたサンボーンさん。「偉業を達成しましたが」と聞かれ一言、「そうね、そう思うわ」と答えた。サンボーンさんは24時間ケアの下、自宅で暮らしている。

 戸籍に登録されたサンボーンさんの「公式年齢」は114歳。しかし家族は、米勢調査局(US Census Bureau)がサンボーンさんの誕生年を誤って1896年と登録しており、実際には1895年生まれで、この7月に115歳の誕生日を迎えたと主張している。(c)AFP

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