【10月20日 AFP】仏タイヤメーカー・ミシュラン(Michelin)は19日、レストランや宿泊施設を格付けするガイドブック『ミシュランガイド(Michelin Guide)京都・大阪・神戸2011』を発表した。日本語版と英語版がそれぞれ22日に発売される。

 掲載されたレストラン239店のうち、3つ星は12店、2つ星は44店、1つ星は183店となっている。

 3地区のうち、3つ星を獲得したレストランが7店と最も多かったのは京都で、いずれも日本料理店だった。京都の2つ星は22店、1つ星は71店だった。都市別の3つ星レストランの数は、東京が11店と依然として世界最多で、次いでパリ(Paris)の10店となっている。

 同ガイドでは、新たに、「ランチまたはディナーが5000円以下でも利用できる店」をわかりやすくまとめた。掲載されたレストランの約半数にあたる106店がこれに分類され、3つ星2店、2つ星11店も含まれている。ミシュランガイドのジャン・リュック・ナレ(Jean-Luc Naret)総責任者は、「星を獲得したレストランの中でも非常にリーズナブルな値段でおいしい料理を堪能できる店を読者にわかりやすく示したかった」と話した。

 来月発売予定の『ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011』でも、「5000円以下の店」の表示を新たに設けるという。(c)AFP