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アジアで国際結婚が増加、女性の地位向上と関連 研究

  • 2010年07月27日 10:58 発信地:パリ/フランス
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シンガポールで、アジア人の花嫁を探すために結婚紹介サービス会社のウェブサイトを閲覧する男性(2010年6月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN

【7月27日 AFP】東アジアや東南アジア諸国、特に日本や韓国、台湾では、自国の女性が結婚を望まないため、外国人と結婚する男性が増加している――。このような研究結果が26日、フランス国立人口研究所(National Institute for Demographic StudiesINED)が発行する専門誌上で発表された。

 この研究を発表したカナダ・ウェスタンオンタリオ大学(University of Western Ontario University)のダニエレ・ベランジャー(Daniele Belanger)氏によると、こうした傾向は10年以上前からあり、女性移民の顕著な増加要因となっているという。同氏は、「1990年代の始めから、アジア南東部地域では国外で花嫁を探す男性が増加している」と指摘している。

 2009年に結婚したカップルのうち、外国人花嫁が占める割合は台湾では15%、韓国で8%となっている。日本では両国よりも早い1980年代にこの傾向が始まっているが、割合としては低い水準で推移しており、2000年代中ごろで5~6%程度だと見られている。ただ、外国人花嫁はこの3か国のすべてで、外国人出稼ぎ労働者を除いた新規移民層の中で最も大きな割合を占めているという。

 ベランジャー氏は、男性たちが海外に花嫁を求める背景には、自国の女性が不足していることが挙げられると指摘する。女性の教育レベルが上がるにつれ職場における女性の地位も向上し、伝統的な「妻」という立場に甘んじることを望まず、職を捨てずに独身でいる女性が増加しているという。

■男性が独身でいられない理由

 一方で、ベランジャー氏は、男性は「男子を産むことで父系を維持し、多くの場合、高齢の父母の面倒を見る責任がある」と指摘。こうした理由で、男性は独身でいることはできないのだと説明する。

 一般的に外国人花嫁の出身国は、中国やフィリピン、ベトナムが多い。当初はこうした国際結婚の多くは地方の貧しい地域の出身者が多かったが、都市部の中産階級の出身者にまで拡大している。(c)AFP

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