【6月18日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(World Cup)ではブブゼラが物議をかもしているが、ブラジルのサッカーファンにとってはそんなものは目じゃない。なんと彼らは、宿敵アルゼンチン代表をかたどったブードゥー人形に「針」を突き刺して、W杯を「楽しんで」いるのだ。

 ブラジルのスポーツ紙ランセ(Lance)とメキシコのスポーツ紙レコルド(Record)が伝えたところによると、ブラジルのウェブサイト「voodoocopa.com.br」では、「願いを込めて針を刺して」という宣伝文とともに、高さ15センチの人形が針5本付き=10レアル(約510円)で販売されている。

 特に人気があるのは、アルゼンチン代表のユニホームを着たブードゥー人形だそうだ。ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)アルゼンチン代表監督や、果ては自国ブラジルの――評判の悪い――ドゥンガ(Dunga)代表監督の人形も販売されている。フランス、イタリア、ドイツ各代表の人形も、人気が高いという。(c)AFP


【参考】W杯ブードゥー人形を販売するウェブサイト(ポルトガル語)