【2月14日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は10日、バルト海の環境汚染問題を話し合う首脳会議のため訪れたフィンランドのヘルシンキ(Helsinki)で記者団に対し、「乾かした糞」などの代替エネルギーが化石燃料に置き換わることなど今後数十年はあり得ないと語った。

「残念ながら――幸運にも、と言うべきかもしれないが――太陽エネルギーや木質燃料、乾かした糞が今後15年ないし20年で炭化水素に置き換わることなどない」

 化石燃料に代わるエネルギーの研究が世界的に進められているが、ロシア経済は化石燃料の輸出に大きく依存している。(c)AFP