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「今でも悪夢にうなされる」、脱北者が語る政治犯収容所の日々 ソウル

  • 2010年01月28日 10:21 発信地:ソウル/韓国
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北朝鮮・会寧(Hoeryong)にある「Camp 22」収容施設をとらえた衛星写真(2003年10月22日撮影)。(c)AFP/DIGITALGLOBE


【1月28日 AFP】北朝鮮で、政治犯収容施設に収容された経験を持つ脱北者らが26日、ほかの被収容者らが拷問を受ける様子や、日の出から日没まで続く強制労働、きまぐれな処刑など、政治犯収容所での体験を語った。

「記憶にこびりついた最もつらい思い出は飢えだ」と語るJung Gwang-Ilさん(46)は、2004年に中国経由で韓国ソウル(Seoul)に到着した。

 中国を拠点に貿易業を営んでいたGwang-Ilさんは、1999年にスパイ罪で北朝鮮の咸鏡南道(South Hamkyung)にある耀徳(Yodok)収容所へ送られた。

「友人によるウソの供述で、わたしは3年間収容されていました」(Jung Gwang-Ilさん)

 Gwang-Ilさんは、収容された人びとは「想像を絶する過酷な労働」を強いられていたと語った。「韓国に到着してから5年になるが、今でも、過酷な労働をさせられる夢にうなされる。悪夢のせいで酒無しでは眠ることもできない」

 Kim Tae-Jinさんは、1998年に中国から送還され、耀徳収容所に3年間収容されていた。01年に脱北した。

 Tae-Jinさんは、収容所に送られた理由さえ知らない人びともいると語った。「家族が(政治犯罪に)関与したという理由だけで」多くの被収容者が有罪を言い渡されていたという。

 Kim Yong-Seungさん(74)は、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記の長男の金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏の母、成恵琳(ソン・ヘリム、Sung Hae-Rim)氏と高校で同級生だったという理由だけで、1970年に耀徳収容所に送られたと述べる。

「成恵琳氏の高校の同級生だったために金正日氏の私生活を詳しく知ってしまった。それだけの理由で、わたしは31年間にわたって治安要員の厳しい監視を受けていた」(Kim Yong-Seungさん)

 Yong-Seungさんは1979年に釈放され、2003年にソウルに到着した。収容所では拷問や暴行、処刑が横行していたという。

 韓国の国家人権委員会(National Human Rights Commission)は前週、北朝鮮が、政治犯収容所6か所で約20万人を収容していると発表した。被収容者の中には中国から送還された亡命者も含まれ、被収容者たちは裁判なしで処刑されているという。(c)AFP

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