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「世界一のレストラン」、シェフ疲労のため一時休業へ スペイン

  • 2010年01月27日 08:26 発信地:パリ/フランス
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スペインの高級レストラン、エルブジ(El Bulli)で写真撮影に応じる著名スペイン人シェフ、フェラン・アドリア(Ferran Adria)氏(2007年6月16日撮影)。(c)AFP/LLUIS GENE

【1月27日 AFP】スペイン北部バルセロナ(Barcelona)郊外にある高級レストラン「エルブジ(El Bulli)」を経営する著名シェフ、フェラン・アドリア(Ferran Adria)氏は26日、2012年から2年間休業すると発表した。疲れがたまっており、将来について考え直す必要があるためとしている。

 エルブジは、フランスの大手タイヤメーカーが発行する高級レストラン格付けガイドブック『ミシュランガイド(Michelin Guide)』で3つ星を獲得したほか、「世界一のレストラン」の栄冠に幾度となく輝いている。

「今世紀の料理人」に選ばれたこともあり、『ミシュランガイド』で多くの星を獲得した著名フランス料理シェフのジョエル・ロブション(Joel Robuchon)氏も同日、このアドリア氏休業の情報を確認した。

 AFPの電話取材に応じたロブション氏によると、アドリア氏は若いうちに仕事を辞めたいと繰り返し語っていたという。「どんな小さなことにも気を配らねばならない。いろいろなガイドブックで世界最高のレストランに選ばれればなおさらのことだ。大変なプレッシャーなんだ」(ロブション氏)

 ロブション氏は51歳だった1996年、「完璧な味とサービスを求め、最高の状態で辞めたい」として自身のレストラン、『ジョエル・ロブション』を閉店した。フランス料理の著名シェフがこのような形で料理界のスターダムに背を向けたのはロブション氏が最初で、05年にアラン・サンドランス(Alain Senderens)氏、08年にオリビエ・ローランジェ(Olivier Roellinger)氏が続いた。

「いまわたしは自由なんだ」と語るロブション氏は、その後、新しいレストランをオープンし、ミシュランガイドでほかのどのシェフよりも多い星を得ている。(c)AFP

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