【1月16日 AFP】ロシアの首都モスクワ(Moscow)中心部で、広告用巨大スクリーンにわいせつな映像が流れ、幹線道路が一時渋滞する事態が発生した。

 映像は14日夜、モスクワの中でも混み合う環状道路「ガーデンリングロード(Garden Ring Road)」沿いにある2つのスクリーンに、約20分間にわたり映し出された。ロシア通信(RIA)によると、スクリーンを運営する会社は、ハッカーの攻撃によって広告用映像がわいせつな映像に差し替えられたとしている。インタファクス(Interfax)通信によると、市広告委員会が3分以内に発見し、15分以内に映像を停止した。

 目撃者によると、あっけにとられたドライバーたちが映像にくぎ付けになり、道路はのろのろ運転になったという。

 スクリーンの運営会社は、ライバルの広告会社のしわざの可能性もあるが、単なるいたずらかもしれないとしている。(c)AFP