【12月29日 AFP】ラテンアメリカとスペインがエープリルフールにあたる「Day of the Innocents」を迎えた28日、メキシコではバイアグラならぬ「タイアグラ」を宣伝するニセの「タイガー・ウッズ(Tiger Woods)」が新聞の紙面に登場した。

 日刊紙のレフォルマ(La Reforma)は、ウッズがメキシコ人のウエートレスを眺めているという設定の写真を掲載。「メキシコの女が一番だな」というウッズのニセコメントとともに、「タイアグラ」を宣伝した。

 メキシコの記者たちはタイアグラの他にも、「テキーラから新型インフルエンザA(H1N1)のワクチンを抽出」といった記事など、メキシコ内外のニュースからウソのニュースの数々をひねりだした。

 エクセルシオール(Excelsior)紙の1面には、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)のメキシコ対フランス戦が、19世紀にメキシコ軍が仏軍を破ったメキシコ国内の都市で開催されるとの見出しが躍った。

 また、レフォルマには、カトリック教徒が大多数を占める南米大陸で、カトリック教会が離婚に対する姿勢を転換し、婚姻の無効を宣言するウェブサイトを作ったという記事も掲載された。

 5分の時間とクリック10回以内で「結婚は終了しました。ハレルヤ!よい1日を」というメッセージが表示されるという。(c)AFP