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世界の食料生産、2050年までに70%増の必要 FAO

  • 2009年09月24日 09:22 発信地:ローマ/イタリア
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イタリアのローマ(Roma)で開幕した「食糧サミット」の冒頭で演説する潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長(2008年6月3日撮影)。(c)AFP/Chris Helgren

【9月24日 AFP】国連食糧農業機関(Food and Agriculture OrganisationFAO)は23日、全世界の人口が91億人に達すると言われている2050年までに、世界全体の食料生産を70%増加させる必要があるとの試算を明らかにした。

 国連(UN)の最新の人口予測によると、全世界の人口は、現在の68億人に対し、2050年には91億人に達するとされている。

 FAOによると、人口増加だけでなく、所得の増加によっても食糧需要は増加すると見られている。2050年までに、穀物生産は現在の21億トンから約10トン増、食肉生産については約2億トン以上増加させ4億7000万トンにする必要があるという。

 試算では、「エネルギー価格や各国政府の政策次第では、バイオ燃料の生産増加も農業製品の需要を増加させる」ともされている。

 FAOは、主にアフリカや中南米などの途上国では「耕作地を約1億2000万エーカー拡大する必要がある」とも予測している。一方で、「先進国で実際に使用されている耕作地は、バイオ燃料需要で変わってくる可能性があるものの、約5000万エーカーの減少となるだろう」との見方を示した。

 世界的に見て、今はまだ将来の人口増加分をまかなうのに十分な土地はあるものの、そうした土地の大半はわずか2、3種類の穀物の耕作にしか適していないのだという。FAOはさらに、化学的・物理的制約や風土病、インフラ不足などの問題もあると指摘した。

 FAOは、こうした問題を克服するために「かなりの投資」が必要だとする。その一方で、中東や北アフリカ、南アジアなどのいくつかの国では、「すでに耕作可能な土地の上限に届きつつある」としている。(c)AFP

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