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英国は欧州一の「離婚大国」、女性に有利な財産分与

  • 2009年09月20日 16:57 発信地:ロンドン/英国
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ロンドン(London)の高等法院で行われた非公開の離婚協議を終えて裁判所を出るヘザー・ミルズ(Heather Mills)さん(2008年2月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/LEON NEAL

【9月20日 AFP】英国は今や欧州一の「離婚大国」。有名人やサッカー選手と結婚した女性はわずか数年間の結婚生活をおくれば大金が得られると思っている――弁護士規範委員会 (Bar Standards Board) のルース・ディーチ(Ruth Deech)会長は15日に出演したBBCラジオの番組でこう指摘し、「金持ちと離婚すれば大金が得られる」という風潮に否定的な見方を示した。

 最近では、元ビートルズ(Beatles)のポール・マッカートニー(Paul McCartney)さんと元モデルで慈善活動家のヘザー・ミルズ(Heather Mills)さんの離婚が大きな話題になった。ミルズさんには2430万ポンド(約36億円)の慰謝料が支払われた。

 米歌手マドンナ(Madonna)さんと映画監督のガイ・リッチー(Guy Ritchie)さんの場合は、当事者は否定しているが、マドンナさんがリッチーさんに6000万ポンド(約89億円)を支払ったと報じられた。

 ディーチ氏は英国のこうした風潮が女性に誤ったメッセージを送っていると嘆く。「管理職の男女比を50%ずつにしよう、女性も男性と同程度の収入を得られるようにしようと言われる一方で、特別な資質が無くても短期間、有名人と結婚しただけで多額の慰謝料を得る女性もいるというのが現実です」

 ディーチ氏は、英国では結婚期間が短く子どもがいない場合でも、離婚する女性は共通財産の半分を得るべきだと考える傾向が非常に強いと指摘する。「これでは英国が欧州一の離婚大国になるのは当然のこと。ほかの欧州諸国の考え方とずれています」と語った。(c)AFP

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