【9月11日 AFP】米サンディエゴ動物園(San Diego Zoo)で10日、前月5日に生まれたパンダの赤ちゃんの定期検診が行われた。たっぷりのミルクを飲んで順調に成長しており、現在の体重は約1.76キロで、1週間前より0.5キロ近く増えている。  目はまだ開いていないが、飼育係たちのにおいや手触りは分かるという。はったり歩いたりするほど身体が成長していないため、母パンダのベイユン(Bai Yun)に完全に依存して生活している。中国の伝統に従い、生後少なくとも100日たってから名前が付けられる予定。パンダの親子は出産後から4~5か月の間、巣穴にこもる。  ベイユンは1999年に同動物園で赤ちゃんを出産。この赤ちゃんは米国で初めて大人に成長したパンダとなった。その後、2003年、05年、07年にも出産し、一番最近の出産が前月の5日のもの。ベイユンにとっては2匹目の男の子だ。(c)AFP