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映画の中で「袋だたきにされるアジア系従業員」に日系人激怒

  • 2009年08月18日 12:22 発信地:ロサンゼルス/米国
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米ラスベガス(Las Vegas)の『The Goods: Live Hard, Sell Hard』プレミア上映会に到着し、ポスターのジェレミー・ピヴェン(Jeremy Piven)の隣に立つケン・チョン(Ken Jeong、2009年8月12日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Sam Morris

【8月18日 AFP】全米日系人市民連盟(Japanese American Citizens League)は17日、アジア系米国人男性に集団で暴行を加える場面が風刺的に描かれているとして、映画『The Goods: Live Hard, Sell Hard』の製作サイドに謝罪を求めた。

 映画は、ジェレミー・ピヴェン(Jeremy Piven)扮(ふん)する落ちぶれた中古車セールスマンを主人公としたコメディーで、前週末の北米映画興行収入ランキングでは初登場6位にランクインしている。

 問題とされているのは、販売代理店でのシーンだ。主人公は、韓国系米国人俳優のケン・チョン(Ken Jeong)演じるアジア系の従業員に対し、「おれに真珠湾攻撃はやらせるなよ。おれたちはアメリカンで、敵はやつらなんだ!ネバーアゲイン!」と叫ぶ。

 この従業員が「ネバーアゲイン!」の連呼におずおずと加わると、年配の白人従業員が「こいつをやっつけろ!」と叫び、従業員たちが一斉に彼を殴りつける。

 連盟は、主人公が「ジャップ」という差別語を使っている点、憎悪犯罪の認識を持ちながらも従業員らにこの男性が「日本刀で襲ってきた」と言わせている点も問題視。「笑いをとるために人種差別語を使っても良いという考え方は一線を越えている」として、製作者らに謝罪を求めた。
 
 連盟は、「1940年代、日系人社会をおとしめようとさまざまな差別語を浴びせられたつらい記憶を持つ日系人は、なおさら気分を害している」とも付け加えた。

 配給元のパラマウント・ピクチャーズ(Paramount Pictures)は、「映画は販売の世界とセレブ文化の行き過ぎを風刺し、誇張したもの。悪意は全く無い」とコメントしている。(c)AFP

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