【7月25日 AFP】スウェーデンの5歳の少年が、キャンディーの販売を禁止するよう同国のフレデリック・ラインフェルト(Fredrik Reinfeldt)首相に請願の手紙を送ったところ、「不要ならば買わなければいい」とぴしゃりと拒否された。

 25日付の主要日刊紙のダーゲンス・ニュヘテル(Dagens Nyheter)とアフトンブラデット(Aftonbladet)に掲載されたのは、ウィレムと名乗る少年のお願い事だった。

「こんにちわフレデリック!ぼくの名前はウィレム、5歳だよ。お店がキャンディーを売るのを中止してもらえないですか?そうしたら、お金をためられるようになって、ブレスレットとか魔法のサイコロを買えるんだ」

 これに対し、あまり心を動かされなかった様子のラインフェルト首相はこう返答した。

「多くの人が、たまにキャンディーを食べるのは良いことだ、と考えている。もしキャンディーを食べたくないのなら、買わなければいい。だから、キャンディーの禁止は必要ない」

(c)AFP