【7月22日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は21日、米NBCのインタビューでファッションについて語り、自分が「ちょっとださい」ことを認めた。しかしファッションにもっと関心を持つべきだという指摘は退けた。

 笑いながら「ミシェルは素晴らしいが、私はちょっとださい」と答えた大統領は、第80回MLBオールスターゲーム(80th All-Star Game)の始球式で父親がはくようなような流行遅れの、いわゆる「ダッド・ジーンズ(ハイウエスト、先細りのジーンズ)」を着用し「ファッション・ポリス(他人のファッションを批判する人)」たちから酷評されたことを受けて自分を擁護した。

「買い物が嫌いなんだ。ああいったジーンズは快適なんだよ。タイトなジーンズで格好良く見える大統領がいいという人たちには謝るよ。私はそんな男じゃないんだ」

 さらにローライズ・ジーンズもはかないと話し、「ごめんよ。私にはフィットしない。もう20歳じゃないんだから」と残念そうに語った。

 そんな大統領は数年前までわずか4着のスーツしか持っていなかったことも明かした。それらのスーツはすぐテカテカになるので、そのスタイルと優雅さでファッションにも注目の集まるミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人には、よくからかわれていたという。(c)AFP

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